計算式では、四則演算や関数を設定することができます。
また、計算式に項目名称のみを設定することで、その項目の値を複写することもできます。

  • 演算記号の種類
    加算: +
    減算: –
    乗算: *
    除算: /
    余り: %
  • 関数の種類
    合計: SUM
    ページ間合計: TOTAL *1
    平均: AVERAGE
    桁処理: ROUND, ROUNDUP, ROUNDDOWN
    最大値: MAX
    最小値: MIN
    絶対値: ABS
    整数化: INT
    平方根: SQR
  • 関数の記述方法
    個別合計: SUM(項目名称,項目名称,項目名称, ….)
    共通変数範囲合計: SUM(項目共通名称:開始No:終了No) ※a
    ページ間合計: TOTAL(項目名称) ※d *1
    個別平均: AVERAGE(項目名称,項目名称,項目名称, ….)
    共通変数範囲: AVERAGE(項目共通名称:開始No:終了No) ※a
    四捨五入: ROUND(項目名称,桁数) ※b
    切上げ: ROUNDUP(項目名称,桁数) ※b
    切捨て: ROUNDDOWN(項目名称,桁数) ※b
    個別最大値: MAX(項目名称,項目名称,項目名称, ….)
    共通変数範囲最大値: MAX(項目共通名称:開始No:終了No) ※a
    個別最小値: MIN(項目名称,項目名称,項目名称, ….)
    共通変数範囲最小値: MIN(項目共通名称:開始No:終了No) ※a
    絶対値: ABS(項目名称)
    整数化: INT(項目名称) ※c
    平方根: SQR(項目名称)
    ※a 項目共通名称とは項目名称から末尾の連番を除いた名称です。
    項目が明細繰り返し項目のとき、項目名称に_を付与する必要があります。*2
    (例)数量_
    開始No, 終了Noとは項目共通名称に続く連番です。
    ※b 桁数には有効桁数を指定します。
    桁数が1 のときは、小数第2位を丸めて小数第1位の値にします。
    桁数が0 のときは、小数第1位を丸めて整数の値にします。
    桁数が-1 のときは、整数1位を丸めて整数の値にします。
    ※c 整数化の際に小数点以下は切捨てます。
    ※d FormPatのデータ入力時にページ追加を行い、すべてのページ合計を求めるときに使用します。
  • 計算式の記述例
    四則演算: ((項目1+項目2-項目3)*項目4)/項目5
    個別合計: SUM(項目1,項目3,項目5,項目8)
    共通変数範囲合計(項目1~項目10): SUM(項目:1:10)
    個別平均: AVERAGE(項目3,項目5)
    共通変数範囲合計(項目3~項目20): AVERAGE(項目:3:20)
    四捨五入: ROUND(項目1,3)
    切上げ: ROUNDUP(項目1,3)
    切捨て: ROUNDDOWN(項目1,3)
    個別最大値: MAX(項目2,項目3,項目5,項目9)
    共通変数範囲最大値(項目1~項目10): MAX(項目:1:10)
    個別最小値: MIN(項目3,項目4,項目6,項目8)
    共通変数範囲最小値(項目3~項目20): MIN(項目:3:20)
    絶対値: ABS(項目1)
    整数化: INT(項目1)
    平方根: SQR(項目1)
    ※ + – * / % , : () の前後にはスペースを入れないでください。
    ※ + – * / % , : () は半角文字を使用してください。
  • 計算式の結果例
    項目1が123.4567 の場合
    ROUND(項目1,3) → 123.457
    ROUNDUP(項目1,3) → 123.457
    ROUNDDOWN(項目1,3) → 123.456
    INT(項目1) → 123
  • 分岐計算式の記述方法
    分岐条件による計算式を組み込む場合に使用します。
    [基本構文]
    SELECT(条件,式) 数値と比較して計算式(値)を返します
    SELECTM(条件,式) 文字列と比較して計算式(値)を返します
    STRSELECT(条件,文字列) 数値と比較して文字列を返します
    STRSELECTM(条件,文字列) 文字列と比較して文字列を返します
    ※文字列にはテキスト項目名、ラベル項目名、固定文字列を指定可能です。
    [比較記号]
    <:LT ≦:LE =:EQ
    >:GT ≧:GE ≠:NE
    SELECT()、SELECTM()、STRSELECT()、STRSELECTM()間の区切りは | を使用します。
    条件の中は && のみ使用可能です。条件の中に ” | , & ( ) は使用禁止です。
    条件及び式の中に分岐計算式(SELECT、SELECTM 等)、関数(SUM、ROUND 等)も使用禁止です。
  • 分岐計算式の記述例
    A=10~20 のときA+40、B=”D~F”のときA+50、それ以外はA+60
    SELECT(10 ⊔ LE ⊔ A ⊔ && ⊔ A ⊔ LE ⊔ 20,A+40)|SELECTM(“D” ⊔ LE ⊔ B ⊔ && ⊔ “F” ⊔ GE ⊔ B,A+50)| A+60
    A=10~20 のとき“山田”、B=“D~F”のとき“田中”、それ以外は“佐藤”
    STRSELECT(10 ⊔ LE ⊔ A ⊔ && ⊔ A ⊔ LE ⊔ 20, “山田”)|STRSELECTM(“D” ⊔ LE ⊔ B ⊔ && ⊔ “F” ⊔ GE ⊔ B, “田中”)| “佐藤”
    ※ A は数値属性、B は文字属性とする。なお、⊔ は半角スペースの意味です。
    ※ + – * / % , | () の前後にはスペースを入れないでください。
    ※ + – * / % , | () は半角文字を使用してください。

*1: FormPat v7.0.0 および デザイナー v7.0.0以降の移行です。
*2: デザイナー v6.0.0 以降の機能です。