Excel連携用に作成されたExcelファイルを、データ入力用にカスタマイズできる「Excel連携アドイン」と「マクロ」をフリーソフトとして提供します。

サンプルは、Excel連携アドインを組み込み済のExcelファイルです。
サンプルの実行方法は、展開(解凍)後のReadme.txtを参照してください。

特徴

  • 入力フォームだけのシンプルな入力画面になります。
  • Excelのメニュー(リボン)を非表示にして誤操作を防ぎます。
  • [保存]ボタンを自動生成します。
  • [保存]ボタンをクリックすると所定のフォルダにExcel連携用のファイルを自動登録します。
    Excelの「名前を付けて保存」操作が不要になります。
    FormPatへアップロードは、登録されたファイルをまとめてアップロードするだけです。
  • 画像の貼り付けを実行する[画像]ボタンを自動生成します。
  • [画像]ボタンは、Excelメニューの[挿入]タブの画像の挿入と同じ機能です。
  • 入力対象のセルのみ入力が有効になります。
  • 入力対象のセルのみカーソルが移動します。

動作環境

  • Windows 10
  • Excel 2019 (Microsoft 365)

Excel連携アドインの組み込み手順

Excelファイルは、アドインの組み込みに加えて、以下の2点の設定をおすすめします。

  1. Excel連携アドインをダウンロードします。
  2. Excel連携アドインのファイルを保存します。
    ダウンロードしたファイルを展開(解凍)後、「FormPat連携アドイン.xlam」を
    C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns
    へコピーします。

  3. Excelファイルにアドインを追加します。

    1. Excelファイルを開き、[開発]タブ→[Visual Basic]を選択します。
      [開発]タブが表示されていないときはリンク先を参照してください。
      「[開発] タブを表示する」Microsoftのサイトへリンク

    2. 「Microsoft Visual Basic for Applications」のメニューから[ツール]→[参照設定]を選択します。

    3. 「参照設定」の[参照]ボタンを選択し、
      C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns の「FormPat連携アドイン.xlam」を開きます。
      (「ファイルの参照」の[ファイルの種類]は[Microsoft Excel Files]を選択します)

    4. [参照可能なライブラリファイル]に表示される「FormPatExcel」のチェックがオンになっていることを確認し、[OK]ボタンを選択します。

  4. Excelファイルにコードを追記します。

    1. 「Microsoft Visual Basic for Applications」の[プロジェクト]から[ThisWorkbook]をダブルクリックし、[ThisWorkbook(コード)]ウィンドウを開きます。
    2. 下記のコードをコピーし、[ThisWorkbook(コード)]ウィンドウに貼り付けます。
      [画像貼付]ボタンが不要なときは、コードから「’ 画像1ボタン生成」から「End If」までを削除してください。
      [保存]ボタンおよび[画像]ボタンを生成するセルの位置を変更するときは、それぞれのボタン生成のコードに書かれているセルの位置”A1″, “A2″を変更してください。

      ' 更新日: 2021/06/08
      
      Private Sub Workbook_Open()
      
          Dim o_FormPatExcel As cls_FormPatExcel
      
          ' クラス生成
          Set o_FormPatExcel = s_CreateClass(Application, ActiveWindow, ActiveWorkbook, "C:\FormPat", 1)
      
          With o_FormPatExcel
          
              ' UI非表示
              .UI_Hide
              
              ' 保存ボタン生成
              .Save_Button_Add "A1", "保存"
          
              ' 画像1ボタン生成
              .Image1_Button_Add "A2", "画像"
          
              ' シートが2つ以上あるとき
              If .m_ActiveSheet_Count >= 2 Then
                  
                  ' 画像2ボタン生成
                  .Image2_Button_Add "A1", "画像"
              
              End If
      
          End With
      
      End Sub
    3. 「Microsoft Visual Basic for Applications」を閉じます。
  5. [ファイル]タブ→[名前を付けて保存]を選択し、[ファイルの種類]に[Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)]を選択して保存します。

Excel の実行

  • Excel連携アドインが組み込まれたファイル(拡張子.xlsm)を実行する前にフォルダ C:\FormPat を作成します。
  • 該当ファイル(拡張子.xlsm)を開き、[保存]ボタンをクリックするごとにExcel連携用のファイル(拡張子.xlsx)が出力されます。
  • ファイル名は FormPat_日付(8桁)_時刻(6桁).xlsx となります。

補足

  • Excel連携アドインが組み込まれたファイル(拡張子.xlsm)を修正するには、
    Excelを実行→[開く]→[参照]→「ファイルを開く」ダイアログでファイルを選択後、[Shift]キーを押しなら[開く]ボタンを選択します。
  • Excel連携アドインが組み込まれたファイル(拡張子.xlsm)を他のデバイスへ配布するには、このファイルと同じフォルダに「FormPat連携アドイン.xlam」をコピーしてください。

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